春といえば桜。桜といえば、日本には数多くの名所がありますが、その中でも「日本一の桜の名所」として知られるのが奈良県の吉野山です!
東京は桜の名所はたくさんありますが、せっかく満開になったのに4月1日から連日寒い雨。
この際、思い切って吉野にお花見に行ってみませんか。
しかも吉野なら長い間桜が楽しめるんですよ。(後述します)
いざ奈良、『女子一人旅』です!
約30,000本もの桜が山全体を覆う吉野山の桜景色は、まさに圧巻。ソメイヨシノとは違う、 シロヤマザクラ ならではの美しいグラデーションが楽しめます。この記事では、吉野山のお花見の魅力やおすすめスポット、アクセス方法まで詳しくご紹介します!
(吉野なのにソメイヨシノではないんですね。)
吉野山の桜の特徴
吉野山は、古くから桜の名所として知られ、世界遺産にも登録されています。最大の特徴は、約30,000本もの シロヤマザクラ が山全体に植えられていること。ソメイヨシノのように一斉に満開になるのではなく、一本ごとに異なる色合いを見せるため、山全体がピンクや白、薄紅色のグラデーションに染まります。
また、吉野山の桜は下記の表のように標高によって開花時期が異なるため、長期間にわたってお花見を楽しむことができます。
エリア | 標高 | 見頃の時期 |
下千本 | 約250m | 4月上旬 |
中千本 | 約400m | 4月上旬~中旬 |
上千本 | 約600m | 4月中旬 |
奥千本 | 約750m | 4月中旬~下旬 |
ソメイヨシノが散ってしまう頃でも、吉野山の上千本や奥千本ならまだ見頃ということも。長くお花見が楽しめるのも魅力ですね!
敢えて下旬に行って、ダイエットのためにも良いハイキングにしてしまうと一石二鳥!!
吉野山のお花見おすすめスポット
吉野山には、お花見にぴったりの絶景スポットがたくさんあります。中でも特におすすめのスポットをご紹介します!
花矢倉展望台(はなやぐらてんぼうだい)
吉野山を代表する絶景スポット! 中千本・上千本エリアを見渡すことができ、まさに「一目千本」と言われる吉野の桜を楽しめます。
吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)
歴史ある神社と桜のコントラストが美しいスポット。神社の周囲には立派なシロヤマザクラが咲き誇り、フォトジェニックな風景が広がります。
竹林院群芳園(ちくりんいん ぐんぽうえん)
吉野山の宿坊として有名な竹林院の庭園。桜を眺めながら、落ち着いた時間を過ごせます。
奥千本エリア(おくせんぼん)
標高の高い奥千本エリアは、開花時期が遅いため、4月下旬まで桜を楽しめることも!
吉野山へのアクセス
吉野山は関西からの日帰り旅行にもぴったり。アクセス方法をチェックしておきましょう。
【電車で行く場合】
- 大阪方面から:近鉄「大阪阿部野橋駅」→ 近鉄特急で約1時間15分 → 「吉野駅」下車
- 京都方面から:近鉄「京都駅」→ 近鉄特急で約1時間50分 → 「吉野駅」下車
吉野駅からはロープウェイや徒歩で桜スポットへ向かいます。
【車で行く場合】
- 大阪から約2時間
- 京都から約2時間半
- 名古屋から約3時間半
吉野山周辺はお花見シーズンに混雑するため、駐車場の確保が難しいことも。公共交通機関の利用がおすすめです!
吉野山のお花見をもっと楽しむために
吉野山のお花見を楽しむなら、ちょっとした工夫でより快適に過ごせます。
早朝がおすすめ!
桜のシーズンは非常に混雑するため、朝早く訪れると人混みを避けやすいです。特に花矢倉展望台は、朝の澄んだ空気の中で絶景を楽しめるのでおすすめ!
歩きやすい靴で行こう
吉野山は山全体が桜の名所なので、かなりの距離を歩くことになります。スニーカーや歩きやすい靴を履いていくと快適です。
お弁当を持っていくと◎
桜の下でお弁当を食べるのもお花見の醍醐味。吉野の名物「柿の葉寿司」や「葛餅」を楽しみながら、のんびりと過ごしてみては?
ちなみに「葛餅」は、関東と関西で別物なんですよ!そんなことも小さな楽しみになりますね。
まとめ
吉野山の桜は、日本一のスケールを誇る圧巻の景色!
- シロヤマザクラの美しいグラデーションが魅力
- 標高ごとに開花時期が異なるため、長くお花見が楽しめる
- 関西からアクセス良好で日帰り旅行にもぴったり
ぜひこの春、吉野山の桜を見に訪れてみてくださいね🌸
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